ギックリ腰

突然激痛が襲ってくる!ぎっくり腰の原因や改善方法とは?


ぎっくり腰というのは突然襲ってくるものです。あまりの激痛に、しばらく動けなくなってしまうことも少なくありません。そんなぎっくり腰の原因をご存じの方は、意外と少ないのではないでしょうか。

そこで今回は、ぎっくり腰の原因や改善方法、予防策についてご紹介いたします。

 

ぎっくり腰の原因

 

まず、ぎっくり腰の原因ですが、実際のところよくわかっていません。ぎっくり腰は正式名称で「急性腰痛」といいますが、発生する原因にはさまざまなものがあります。たとえばもともと腰痛になるほど腰に負担がかかっている状態のところに、重いものを持ち上げるなどのきっかけが加わり、急激に痛みを感じるようになるなどです。つまり、急に腰が痛くなることを総称して「ぎっくり腰」と呼んでいるのです。

腰に限ったことではありませんが、痛みは緩やかに訪れるとは限りません。原因によっても異なりますが、椎間板ヘルニアの場合、椎間板が飛び出し神経に触れることで痛みやしびれを引き起こします。大きなきっかけがなければじわじわと痛みを感じ始めますし、急な運動や重いものを持ち上げたのであればいきなり激痛を感じるでしょう。

ぎっくり腰になってしまうと激しい痛みに襲われるため、多くの場合、動くことが困難になります。すぐに病院で診察を受けましょう。怪我などではない一時的な痛みであれば安心ですし、もしも病気などに起因する痛みであればそのまま治療に入れます。

 

その他の腰痛との違い

 

ぎっくり腰とその他の腰痛の違いは、痛みが急激かどうかという点にあります。まるで雷が落ちたかのように瞬間的に激しい痛みを感じたのであれば、一般的にはぎっくり腰となります。しかし、実際の原因は医師の診察によって判明することになるのです。

ぎっくり腰以外の腰痛は、ゆっくりと痛みを感じることが特徴です。違和感のように次第に痛みが増している場合もあれば、ぎっくり腰のように身動きがとれないほどではないものの、確かな痛みを感じるケースなどが該当します。痛みの原因などには違いがないものの、ぎっくり腰はほかの腰痛に比べて痛みを感じる瞬間が異なっています。

もしくは、筋肉に関係があるかという点も異なるといえるでしょう。ぎっくり腰の中には、いわゆる肉離れ状態になったことにより症状が発生することも考えられ、筋肉疲労が関係しています。普段であれば疲労を上回るスピードで回復をするはずが、姿勢が悪いなどの原因により回復が追いつかなくなるのです。腰周辺の骨や神経などではなく、筋肉に起因しているという点は大きな違いではないでしょうか。

 

予防することも可能

 

不意に訪れるぎっくり腰ですが、予防することは可能です。痛みの原因となる部分によって予防策が異なりますので、しっかりと把握するようにしましょう。

 

腰上部

腰上部のぎっくり腰予防策としては、「ふくらはぎを鍛える」があげられます。

上半身をメインに身体を使っている方の場合、腰上部のぎっくり腰を引き起こしやすい傾向にあります。上半身の動きに伴って、体のエネルギーの流れも上半身に偏ってしまうため、血液の流れをよくする必要があるのです。ふくらはぎを鍛えることで、血行促進を図れます。

 

腰中央部

腰の中央部分は、ぎっくり腰が最も発生しやすいポイントです。「体幹を鍛える」ことが予防策となります。腰の中央部分が弱い方は、体幹がしっかりとしていない傾向が高く、姿勢が悪くなってしまいがちです。その結果、腰に対して負担が多くかかってしまい、ある日突然ぎっくり腰になってしまいます。日頃から体幹を鍛えることによって、正しい姿勢で日常生活を送れるようになります。

腰下部

腰下部のぎっくり腰予防策は、「重心が前後にぶれないようにする」ことです。腰下部は背骨のつけ根であり、骨盤と背骨の接点でもあります。接点の部分に負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こしてしまうおそれがあります。立つときや歩いている最中に重心がぶれてしまうと、全身に対して影響を及ぼしてしまいかねません。支点がしっかりとぶれない状態になることで、ぎっくり腰を予防できるでしょう。

 

ぎっくり腰の改善方法

 

万が一ぎっくり腰になってしまったという場合には、すぐに改善をしましょう。以下の順に対処すれば悪化する前に改善できる可能性が高いといえます。

病院で医師の診察を受ける

まずは、腰周辺がどういった状態なのか知ることが大切です。素人判断はできませんので、すぐに病院へ行きましょう。専門家である医師から診察をしてもらうことで、痛みの原因が明確になります。原因が判明することによって、そのあとの改善方法や気をつけるべきこともわかるのでとても重要です。

カイロプラクティックなどで改善

痛みの原因が判明したあとは、カイロプラクティックなどの施術による改善も可能となります。とくに、病気ではない場合には有効です。痛みの原因をスタッフにも伝えた上で、無理のない範囲で改善を進めていくことになります。医師と同様に腰周辺に関して詳しいスタッフばかりなので、安心して任せてみましょう。

 

まとめ

 

ぎっくり腰になってしまうと、あまりの痛みにしばらく動きが制限されてしまいます。早急に改善しなければ日常生活に支障が出ますので、お困りの方はぜひ一度「六本木カイロプラクティック」にお越しください。ぎっくり腰のスペシャリストがその痛みを見事に改善してみせます。