首・肩のコリ/痛み

肩こりが発生してしまう代表的な4つの原因とその改善方法とは?詳しく解説


肩こりにお悩みの方は非常に多くいらっしゃるでしょう。仕事のパフォーマンスや日常生活にも支障が出る症状なので、改善したいという方も多いはずです。その前に、まず肩こりがどのような原因によって発生してしまうのかご存知でしょうか。

原因を理解することは大切です。そこで今回は、肩こりが発生してしまう代表的な4つの原因とその改善方法についてご紹介いたします。

 

長時間同じ姿勢でいる


まず肩こりになってしまう原因の一つ目として挙げられるのは、『長時間同じ姿勢でいる』というものです。とくにデスクワークの方に多く見受けられる原因となります。PCを使った業務などですと、どうしても椅子に座ってデスクに向かう状態が数時間続くことになります。集中して作業を行っている場合などには余計に長時間になりやすいでしょう。その状態が続くことにより、肩周辺の血行が悪くなります。その結果凝りとして肩に症状が出てしまうようになるわけです。

デスクワークの方で、猫背の方も多い傾向にあります。この猫背がさらに肩こりを悪化させてしまう要因になるのです。猫背だと本来の姿勢に比べて背中が丸まってしまっているため、余計に血行が悪くなってしまいます。ここで注意していただきたいのが、血行が悪くならないようにと背中を反ったり胸だけを張ったりすることは避けるべきです。猫背が気になっている方でついつい良かれと思ってやってしまいがちですが、逆効果です。かえって肩こりを引き起こしてしまう可能性がありますので、自然な状態を意識しましょう。

姿勢の改善方法

改善方法としては、定期的な休憩をとることが挙げられます。お手洗いにいったり、身体を伸ばしたりしてみるなどのリフレッシュタイムを設けましょう。理想は1時間に一度くらいの頻度となりますが、必ずしも可能とは限りませんので、可能なタイミングで行うだけでも十分効果的です。

 

眼精疲労

 

眼精疲労は簡単に言えば目の疲労状態のことです。しかし、少し目を休めることで解消するような場合には『疲れ目』といいます。眼精疲労はさらに症状が悪化した状態のことを指しますので、休息時間を設けたとしても一向に目の不快感などが無くならないような場合のことを指します。

現代ではパソコンやスマートフォンが身近な存在なので、画面を見ない日はないと言っても過言ではありません。そのため眼精疲労にお悩みの方は年々増加傾向にあるのです。

そんな眼精疲労を原因として、肩こりが発生してしまうケースがあるのです。目の疲れと肩こりには一見なんの関係もないように思えることでしょう。しかし、眼精疲労と肩こりは関係しています。眼精疲労が発生すると不快に感じますが、それがストレスに変換されます。ストレスを感じると身体はこわばってしまうのですが、それによって肩周辺の血行が悪くなり、肩こりへと発展してしまうのです。

眼精疲労の改善方法

眼精疲労が解消されない限り、ストレスを感じて肩こりが発生するという悪循環から抜け出すことが難しくなってしまうでしょう。慢性的な肩こりになってしまいやすい理由の一つがこの悪循環のせいでもあります。睡眠だけではすぐには改善されないものの、眼精疲労には睡眠が大切です。定期的に目を休めることだけでなく、十分な睡眠を意識することで結果的に肩こりの解消にも繋がります。

 

ストレス

 

誰もが少なからず日々の生活の中でストレスを感じながら暮らしています。ストレスには大なり小なりありますが、蓄積されていくことによって肩こりの原因になってしまうのです。それには自律神経が関係しています。ストレスを感じることで自律神経の働きが乱されしまい、その結果、全身の筋肉がこわばることにより肩こりの症状が発生してしまうでしょう。

自律神経は交感神経と副交感神経によって構成されています。起きている時と眠っている時でこの神経が交互に切り替わっているのですが、ストレスはその働きを乱してしまうのです。すると身体のさまざまな機能の調整が正しくできなくなってしまい、異常をきたしてしまうことになります。

ストレスの改善方法

まずはストレスを溜め込まないように日々の発散が大切です。ストレスを感じないようにすることは困難なので、溜め込んでしまわないように小出しで解消しましょう。何をするとストレスが解消されるのかは個人差がありますので、その手段を見つけるということが先決です。

しっかりとした睡眠を取るだけでもストレスの解消になりますし、自律神経の乱れを解消することにもなります。早寝早起きのように生活習慣を見直すことも考えるといいのではないでしょうか。

運動不足

 

肩こりになってしまうのは、肩周辺の血行不良に起因していることがとても多いでしょう。普段あまり運動をしていないという方はそれだけで血液の流れがあまり良くない状態の可能性が高いのです。つまり、運動不足であるが故に肩こりになりやすい体になってしまっているということです。

そこで、毎日でも週に一度でもいいので定期的に運動する習慣を身に着けましょう。

運動不足の改善方法

運動をすることによって、心肺機能が向上し、血行促進に繋がります。血液の流れがスムーズであれば同じ姿勢を長時間続けても、運動をしていないときに比べて肩こりになりにくく、症状も悪化しにくくなるでしょう。

また、運動自体は肩こりだけでなく、生活習慣病の予防など身体全体にプラスに働きます。運動強度はハードでなくても大丈夫なので、適度に汗をかけるレベルの運動を習慣にしていきましょう。運動が苦手という方は、エレベーターをやめて階段にしたり、ひと駅分だけ歩いたりというだけでも効果があります。

 

まとめ

 

肩こりの代表的な原因を理解することで、予防につなげることも可能となります。すでに肩こりの症状にお悩みの方は、「六本木カイロプラクティック」にお越しください。まずは原因をしっかりと確かめた上で施術を行うのでピンポイントにアプローチすることが可能です。お気軽にご相談ください。