○ 大腰筋の拘縮によるもの
大腰筋――腸腰筋のひとつで胸椎12番、腰椎1番から5番の側面の大腿骨内側の小転子に伸びる長大な深層筋で股関節・体幹の屈曲、胸椎骨盤の安定などに作用し、歩行や姿勢の維持に重要な役割をする。
拘縮 ――筋肉が縮んだまま硬くなってしまう状態
慢性腰痛、特に急性腰痛(ぎっくり腰)はこの大腰筋が異常拘縮を起こすことにより筋肉内の血管を圧迫することで血流が阻害され、筋・筋膜内のポリモーダル侵害受容器(センサー)が感知することで炎症仲介物質のひとつブラジキンを放出し阻害された血流を血管拡張されることで改善するほか、神経細胞に作用して強力な痛みを感じさせ炎症の発生にも関与するとされています。
当院では問診票の記入後に症状を詳しくお聞きし、原因となる大腰筋の状態を説明し、施療内容を理解して頂いた後に患者さんの立位での姿勢、両肩と骨盤の高さの差異、体の左右への傾きなどを確認後、動作テストでどの動きの可動制限及び痛みがあるかと、施術前と後でどの位の変化・改善が出来たかを患者さんに比較確認してもらいます。
腰痛の原因➀
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