首こり・肩こりの両方に悩まされている人は多いでしょう。重症化すると椅子に座っているのもつらくなるものですが、この2つはどのような方法で解消させると良いのでしょうか。本記事では、首こり・肩こりの関係や予防法について解説します。
首こり・肩こりの主な原因
首こり・肩こりが起こる主な原因は、以下の5つです。
<首こり・肩こりの主な原因>
- 姿勢が悪い
- 肩甲骨の可動域が狭い
- 呼吸が浅い
- 骨格の歪み
- 運動不足
首や肩に限らず、「こり」は全身のどこに生じたとしても不思議ではありません。そのため、首こりと肩こりを同時に起こす人もいます。また首こりから肩こり、肩こりから首こりを発症させるケースもあるため、重症化する前に改善させることが重要です。
首こり・肩こりを同時に解消させる方法
首こり・肩こりを同時に解消させる方法として、以下の6つをおすすめします。
<首こり・肩こりを同時に解消させる方法>
- 肩甲挙筋のストレッチ
- 僧帽筋のストレッチ
- 全身の骨格を矯正する
- 上半身を温める時間を増やす
- 有酸素運動を行って筋肉をつける
- 同じ姿勢のまま長く過ごさないようにする
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。
①肩甲挙筋のストレッチ
肩甲挙筋という首から肩の中間にかけて伸びている筋肉のストレッチです。首と肩の両方に影響を与える筋肉なので、この箇所を入念にケアすると良いでしょう。
<ストレッチの手順>
- 椅子に浅く座り、痛みが強い方の腕をまっすぐ下に下ろす
- 背筋を伸ばし、伸ばしたていない方の手で反対側の耳の周辺を掴む
- 力を入れ過ぎずに腕の力で頭を下げさせて、首の脇を伸ばす
- 呼吸をしながら15秒程度そのままキープする
- 反対側にもこりがある場合は、左右の手を入れ替えて同じことを繰り返す
②僧帽筋のストレッチ
首の裏側と肩全体、そして脇の付近にある僧帽筋のストレッチです。
<ストレッチの手順>
- 椅子に浅く座り、痛みが強い方の腕をまっすぐに下ろす
- 背筋を伸ばし、反対側の手を頭の上に乗せる
- 正面を向いたまま、手で軽く圧力をかけて首を傾かせる
- 呼吸をしながら15秒程度そのままキープする
- 反対側にもこりがある場合は、左右の手を入れ替えて同じことを繰り返す
③全身の骨格を矯正する
骨格に歪みが生じていると、その周辺の筋肉が緊張しやすくなります。これが原因で血流が滞ったり、筋肉を疲労させたりすることが、首こり・肩こりの原因のひとつです。骨格を矯正させることでこれら2つの問題を解消でき、首こり・肩こりの改善につなげやすくなります。
④上半身を温める時間を増やす
首や肩を中心に、上半身を温める時間を増やしましょう。上半身が温まると血流を促進でき、血液中の疲労物質を取り除けるため、こりの原因を減らしやすくなるのです。首こり・肩こりでつらいときは温湿布を使ったり、夏場でもお風呂に浸かったりして患部を温めると、首こり・肩こりが解消されやすくなります。
⑤有酸素運動を行って筋肉をつける
筋肉量が低下すると自重を支えきれなくなってしまいます。これを防ぐためには、有酸素運動を行いながら筋肉をつけましょう。筋トレも効果的ですが、有酸素運動なら心肺機能を強化して代謝を向上させるため、血流促進などの効果にも期待できます。
⑥同じ姿勢のまま長く過ごさないようにする
デスクワーク中心の人など同じ姿勢で過ごす時間が長い人は、20~30分置きに体を動かすことをおすすめします。同じ姿勢のまま長時間過ごしていると、筋肉が固まって神経を刺激したり、血流を妨げたりする恐れがあるため注意しましょう。
首こり・肩こりの解消にはカイロプラクティックが最適
首こり・肩こりを解消させるには、カイロプラクティックが最適です。カイロプラクティックは骨格の歪みなどの異常を矯正し、神経の働きを回復させる施術です。あらゆる箇所の歪みやねじれ、可動域の制限などが原因で起こる痛み・しびれを解消させ、首こり・肩こりが起こりにくい状態に変化させることも可能です。
まとめ
首こり・肩こりの原因はさまざまです。2つを同時に発症させる人も多く、首こり・肩こりが全身に悪影響を及ぼす可能性もあります。重症化を防ぐためには、こりの範囲が狭いうちに解消させることが重要です。すでに重いこり・痛みが生じている場合は、カイロプラクティックによる治療をおすすめします。
六本木カイロプラクティックでは、長いキャリアを持つカイロプラクターが首こり・肩こりを根本改善させる施術を行っています。当院は完全予約制であり、待合室で待っていただくこともありません。快適な施術環境をご用意してお待ちしていますので、お気軽にお電話ください。