首こりを解消させる6つの方法|簡単なストレッチ方法から放置すると危険な理由まで解説

ソファーに座って両手を上にあげる老人

首こりは慢性化する場合が多く、しつこい痛みや突っ張りに嫌気がさしている方も多いはずです。そこで本記事では、首こりを解消させる効果的な方法を6つピックアップしました。また、首こりを放置すると危険な理由までを詳しく解説しますので、ぜひご覧ください。

 

首こりを解消させる6つの方法

首こりを解消させる有効な方法は、以下の6つです。

 

<首こりを解消させる6つの方法>

  • ストレッチをする
  • マッサージをする
  • 軽い運動をする
  • 体を温める
  • ストレスを減らす
  • 姿勢や骨格を矯正する

 

これらの方法がなぜ首こりの解消につながるのか、そのメカニズムをわかりやすく解説します。

 

ストレッチをする

簡単にできる首こり解消法として、特におすすめできるのはストレッチです。ストレッチで筋肉を適度に伸ばすと、緊張して固まった筋肉を自然にほぐせます。

 

マッサージをする

マッサージも首のこりをほぐす方法として有効です。押すと軽い痛みを感じる箇所をやさしく揉み込むと、一時的に首こりの痛みを緩和できるかもしれません。ただし、力を入れすぎると逆効果になる可能性がありますので、不安な場合はプロに任せることをおすすめします。

 

軽い運動をする

現在の首こりを解消させるだけでなく、再発を防止するためにも軽い運動を取り入れましょう。適度に体を動かすことで筋肉が固まりにくくなるだけでなく、首周りの筋肉を鍛えられます。また筋肉で頭の重みをしっかりと支えることで、首の負担を軽減させやすくなります。

 

体を温める

体を温めることで血流を促進し、筋肉の緊張を緩和させられます。お風呂にゆっくり浸かって温めたり、温湿布を患部に貼ったりして体を温めましょう。

 

ただし、患部が熱を持っている場合は炎症を起こしていると考えられるため逆効果です。この場合は、アイシングで冷やすことをおすすめします。

 

ストレスを減らす

ストレスを抱えすぎると気分が落ち込みやすくなり、自律神経が乱れて首がこりやすくなります。また過度なストレスによってうつ状態に陥ると、免疫力が下がりやすいことも問題です。筋肉の緊張や炎症が治まるまでには長い時間がかかるため、首こりに悩まされる時間が増えてしまいます。

 

姿勢や骨格を矯正する

姿勢や骨格に乱れがある場合、カイロプラクティックで矯正することもおすすめです。姿勢や骨格が乱れると、首だけでなくあらゆる場所に必要以上の負担がかかります。同時に血行不良などのトラブルも起こりやすく、首こりや肩こり、腰痛などに直結するため、必要に応じて矯正治療を受けましょう。

 

首こりを解消させるストレッチ方法3選

首こりを解消させるストレッチ方法を3つご紹介します。

 

<首こりを解消させるストレッチ方法3選>

  • 首横のストレッチ
  • 首前のストレッチ
  • 頸椎のストレッチ

 

筋肉をほぐしながら血流も促進させやすいストレッチは、首こりのセルフケア方法として特に有効です。これら3つのストレッチ方法を順番に解説しますので、試してみてはいかがでしょうか。

 

首横のストレッチ

首の両脇を通る斜角筋をほぐすストレッチです。

 

<ストレッチの手順>

  1.  椅子に座って姿勢を正す
  2. 右手を左の側頭部に添えて、頭を腕の方向に軽く倒す
  3. 左側の首筋を伸ばすイメージで10秒キープする
  4. 左右の手を入れ替えて同じことを行う

 

首前のストレッチ

首の前にある筋肉をほぐすストレッチです。

 

<ストレッチの手順>

  1. 椅子に座って姿勢を正す
  2. 料指を組んで胸の前でそろえ、顎をやや上に向ける
  3. のどを伸ばすイメージで10秒キープする
  4. 首を右や左に傾けながら、それぞれの方向で10秒キープする

 

頸椎のストレッチ

頸椎の関節に圧力をかけて、可動域を回復させるストレッチです。

 

<ストレッチの手順>

  1. 両手を首の後ろに回し、指先を首の中心にそろえるようにして添える
  2. 指で軽く押して圧力をかけながら、首を上に向ける
  3. 5~10秒かけて首の上げ下げを行い、これを5回繰り返す

 

首こりを解消させずに放置すると危険な理由

「たかが首こり」と考える人もいますが、放置すると以下のようなリスクに直面します。

 

<首こりを解消せずに放置すると危険な理由>

  • 首を寝違えやすくなる
  • 自律神経失調症を引き起こす恐れがある
  • 頭痛や吐き気などのトラブルに見舞われることも

 

こういったトラブルに見舞われる可能性がある理由を解説します。

 

首を寝違えやすくなる

首こりを放置した状態で寝ていると、無意識のうちに首が痛まない方向へ無理に曲げてしまう恐れがあります。筋繊維を断裂する恐れがあり、これが俗にいう「寝違えた」という状態です。また症状が重い場合には、回復するまで仕事や運動が困難になるケースがあります。

 

自律神経失調症を引き起こす恐れがある

首は自律神経と深い関わりがあり、首こりによって機能を損なうと、自律神経失調症を引き起こす可能性があります。自律神経失調症を発症すると、全身のだるさを感じたり、眠りにくくなったり、情緒不安定になったりするなどの症状が出る恐れがあり、日常生活に大きな悪影響を与えるため要注意です。

 

頭痛や吐き気などのトラブルに見舞われることも

首がこって筋肉が血管を圧迫すると、血流が阻害され、頭部に十分な血液が行き渡らずに頭痛が発生することがあります。同じ理由で脳から出た神経が脊髄を通りにくくなり、これが原因で吐き気や胃腸の不調などの症状が出るリスクもあるため注意しましょう。

 

まとめ

首こりを解消させる方法は多く存在します。そもそもの原因は筋肉の緊張や血流の阻害なので、これらを解消させるためのストレッチや温熱療法、姿勢・骨格矯正などが首こりの解消に効果を発揮します。首こりを放置すると自律神経失調症などの発症リスクを高めるため、早めに適切な処置を行いましょう。

 

六本木カイロプラクティックでは、首こりを引き起こす根本的な問題を見つけ出して、痛みや違和感を解消させています。特に首こりが重症化している方は、骨格の歪みや脊椎の異常が原因になっている可能性もありますので、専門家に相談することをおすすめします。当院では患者様の症状を入念に確認し、最も適切な方法を選んで施術を行いますので、ぜひご相談ください。