ぎっくり腰の治し方とは?即効性のある応急処置と対処法を紹介します

ぎっくり腰の女性

ある日突然ぎっくり腰に襲われ、強い痛みに悩んでいる方は多いでしょう。そこで今すぐにぎっくり腰の治し方を知りたい方に向けて、即効性のある応急処置と対処法をご紹介します。再発を予防する方法もお伝えしますので、ぜひチェックしておきましょう。

 

ぎっくり腰の治し方・・・即効性のある応急処置・対処法

突然のぎっくり腰に襲われた場合は、まず以下の原則を意識して応急処置を行い、対処しましょう。

 

<ぎっくり腰の応急処置・対処法>

  1. 痛みが引くまでは安静にする
  2. 湿布を使うときは症状に合ったタイプを選ぶ
  3. ベッドと足の間にクッションを挟んで寝る
  4. 痛みが引いてきたら軽い運動をする
  5. 腰痛ベルトや骨盤ベルトを使う

 

それぞれのポイントをわかりやすく解説します。

 

①痛みが引くまでは安静にする

ぎっくり腰を発症した直後は痛烈な痛みに襲われます。痛みが強い状態で無理の体を動かすと、ぎっくり腰を悪化させる恐れがありますので、痛みが引くまでは安静にして過ごしましょう。椅子に座っているだけでも腰に負担がかかりますので、横になって過ごすことが1番です。

 

②湿布を使うときは症状に合ったタイプを選ぶ

湿布には温めるタイプと冷やすタイプがあります。ぎっくり腰の痛みを和らげたい場合は、症状に合ったタイプの湿布を選びましょう。おすすめの選び方は、以下のとおりです。

 

<ぎっくり腰になったときの湿布の選び方>

  • ズキズキした痛みや内出血がある場合・・・冷やすタイプ
  • 上記以外の場合・・・温めるタイプ

 

患部を冷やすと痛みが和らぐケースがありますので、冷やすタイプの湿布や保冷剤などを使って冷やしてみましょう。ただし、ズキズキした痛みや内出血が無い場合は温めるタイプがおすすめです。患部を温めると血行が良くなり、ぎっくり腰の回復を早められる可能性があります。

 

③ベッドと足の間にクッションを挟んで寝る

寝るときはベッドと足の間にクッションを挟んで、仰向けになりましょう。足の位置を高くすることによって腰にかかる負担が減り、就寝時の痛みを和らげられます。横向きの方が寝やすい場合は、膝の間にクッションを挟むのがおすすめです。こうすることで骨盤が安定し、痛みを減らしやすくなります。

 

④痛みが引いてきたら軽い運動をする

痛みが引いてきたら、軽い運動をして体を動かしましょう。寝てばかりいると筋肉が固まって、むしろ回復が遅れてしまいます。ただし、いきなり激しいスポーツをするのはNGです。腰に強い負担がかかるとぎっくり腰を再発させる場合がありますので、痛みを感じない程度にしておきましょう。

 

⑤腰痛ベルトや骨盤ベルトを使う

薬局などで販売されている腰痛ベルトや骨盤ベルトの短期間の使用も検討しましょう。ベルトが骨盤や腰の動きをサポートしてくれるため、日常生活の動きが楽になります。ただし、ぎっくり腰の初期対応の基本は安静にすることです。そのためどうしても仕事を休めないときなど、緊急事態用のアイテムとして使いましょう。

 

ぎっくり腰の再発を予防するための4つのポイント

ぎっくり腰は再発しやすいため、一度完治したとしても油断はできません。そこで再発を予防するためのポイントを4つお伝えするので、細かくチェックしておきましょう。

 

<ぎっくり腰の再発を予防するための4つのポイント>

  1. できるだけ腰に負担がかからないように過ごす
  2. ダイエットをして腰の負担を減らす
  3. 長時間座ったままのデスクワークを避ける
  4. 脊椎や骨盤の歪みを矯正する

 

それぞれのポイントを詳しく解説します。

 

①できるだけ腰に負担がかからないように過ごす

ぎっくり腰は何らかの形で腰に負担がかかったときに発症するケースが目立ちます。そのため、できるだけ日常生活で腰に負担をかけないように過ごしましょう。具体的に意識すべきポイントは以下のとおりです。

 

<日常生活で注意すべきこと>

  • 急に腰を曲げて起きないようにする
  • 床の上のものを拾うときなど、腰を動かすときは膝も曲げて負担を減らす
  • できるだけ背筋を伸ばして過ごす
  • 座るときはあぐらをかいたり、足を組んだりしないようにする
  • 運転中やデスクワークなど長時間椅子に座る場合はクッションを使って腰を高くする

 

特に避けるべき姿勢は「中腰」です。日常生活の中で無意識に取りやすい姿勢なので、できる限り腰を曲げないように意識して過ごしましょう。また座るときはクッションを使うことで腰の位置が高くなり、立ち上がるときに腰へかかる負担を軽減できます。

 

②ダイエットをして腰の負担を減らす

肥満の場合、上半身の重さが腰にかかるため腰痛を発症させやすくなります。また、膝など別の箇所へ負担がかかる可能性もあるため注意が必要です。そのため、肥満ならばこれを機にダイエットを行い、体への負担を減らしても良いでしょう。

 

③長時間座ったままのデスクワークを避ける

デスクワークをする機会が多い方は、長時間座ったままで過ごすことで大腰筋が拘縮し、腰痛を引き起こす可能性があります。これを避けるためには、定期的に立ち上がって歩くなどして、体を動かすことが有効です。

 

④脊椎や骨盤の歪みを矯正する

脊椎や骨盤が歪み、骨格筋が緊張したせいで腰痛を引き起こす場合もあります。カイロプラクティックでは、施術によって体の歪みを矯正しつつ、自然治癒力を引き出す効果に期待できます。腰痛・ぎっくり腰を根本から治したいならば、カイロプラクティックによる改善を目指しましょう。

 

まとめ

ぎっくり腰の治し方の基本は安静にすることです。痛みが引いてきたら少しずつ体を動かして、筋肉が固まるのを防ぎましょう。また再発を防止するためには腰に負担がかからないように過ごしたり、歪みを矯正して根本から改善したりすることがおすすめです。

 

六本木カイロプラクティックでは、ぎっくり腰の痛みを軽減させる施術だけでなく、ぎっくり腰の原因を徹底的に除去する施術を行っています。腰痛やぎっくり腰に対応できるスペシャリストが施術を行いますので、まずは一度ご相談ください。