肩こりを解消する5つの方法|放置するリスクや注意すべき病気もご紹介

窓辺で背伸びをする女性

つらい肩こりに悩まされ、解消法を探している方は多いでしょう。肩こりを放置していると、全身の不調を招いたり、うつ病やがんの発症リスクを高めたりする恐れがあるため注意が必要です。そこで本記事では、肩こりを解消する方法や放置するリスクについて詳しく解説します。

 

肩こりを解消する5つの方法

肩こりを解消する方法は以下の5つです。

 

<肩こりを解消する方法>

  1. 肩を温める
  2. マッサージをする
  3. ストレッチをする
  4. 薬物療法で改善する
  5. 肩こりの原因を無くす

 

専門機関に相談することも視野に入れながら、解消を目指しましょう。

 

①肩を温める

肩こりの基本的な解消策は、肩を温めることです。肩を温めると血行を促進できるほか、筋肉の緊張緩和やリラックス効果を引き出すことにつながります。簡単にできるセルフケアの方法としては、40度前後のお風呂に浸かったり、温湿布を貼ったりすると効果的です。

 

②マッサージをする

マッサージをすると筋肉の緊張がほぐれ、肩や首などの血行を促進できます。肩こりは肩甲骨の周辺で血行不良が起こり、血液中の疲労物質や老廃物が溜まることで発生するため、血のめぐりを良くすれば肩こりそのものも解消できるのです。特に強い痛みを感じている場合には、マッサージが効果を発揮します。

 

③ストレッチをする

デスクワークなどで同じ姿勢を取り続けることが多い人は、定期的にストレッチをすると良いでしょう。肩甲骨を回したり、首を前後左右に動かしたりするだけでも構いません。定期的に体を動かすことで、筋肉の緊張をほぐし、肩こりを解消・予防しやすくなります。

 

④薬物療法で改善する

重症化した肩こりを解消するためには薬物療法も有効です。医療機関では、痛み止めの薬や筋肉の緊張を和らげる薬の処方を受けたり、ブロック注射を受けたりできます。我慢できないほどの痛みを伴う肩こりに悩まされている場合は、医療機関を受診することも視野に入れると良いでしょう。

 

⑤肩こりの原因を無くす

肩こりの原因そのものを無くすことで、肩こりの解消と再発防止を実現させられる可能性があります。肩こりの原因として挙げられるのは、主に以下の4つです。

 

<肩こりの主な原因>

  • 長時間同じ姿勢でいる
  • 眼精疲労
  • ストレス
  • 運動不足

 

また血行不良が原因となっている場合もあります。血行不良を改善させるためには、体の歪みを矯正して血液が流れやすい体質に改善することが重要です。

 

カイロプラクティックでは、骨格の歪みが原因で生じる神経の刺激を無くすことで、肩こりを解消させられる可能性があります。薬物を一切使わないため、薬物療法が不安な方におすすめです。

 

肩こりを解消させずに放置するリスク

「たかが肩こり」と軽く感じてしまう方もいますが、肩こりを放置すると以下のようなリスクを高めてしまいます。

 

<肩こりを解消させずに放置するリスク>

  • 全身の不調を招く可能性がある
  • うつ病を引き起こすかもしれない
  • がんの発症リスクを高めると指摘されている
  • 病気のサインを見逃す恐れがある

 

このように意外な疾患を招く恐れがあるため、十分に注意しましょう。

 

全身の不調を招く可能性がある

肩こりを放置すると、肩だけでなく全身の不調を招いてしまう恐れがあります。具体的には、以下のものが挙げられます。

 

<肩こりが原因で起こる可能性のある不調>

  • 頭痛
  • 手のしびれ
  • 耳鳴り
  • 顔色が悪くなる

 

肩や首の周りにはたくさんの神経が通っています。神経が圧迫された状態のまま放置すると、上記のような症状を引き起こすリスクが高まるため、注意しなければなりません。

 

うつ病を引き起こすかもしれない

肩こりがうつ病を引き起こす場合があります。なぜなら肩こりを引き起こす原因は筋肉による神経の圧迫ですが、神経と同時に血管を圧迫する可能性もあるためです。血管が圧迫されると、脳に酸素が行き届きにくくなり、うつ病を発症するリスクが高くなるとされています。

 

がんの発症リスクを高めると指摘されている

肩こりを放置することで、がんの発症リスクを高めると指摘されています。がんの発症リスクを高める原因のひとつが、「活性酸素」の過剰発生です。

 

これを防ぐためには抗酸化物質が必要ですが、血流が阻害されていると体内の抗酸化物質が活性化されません。そのため肩こりを解消して血流を改善させることが、がんの予防にもつながる可能性があります。

 

病気のサインを見逃す恐れがある

病気のサインとして、肩こりが起こる場合もあります。具体的な病気を以下にまとめましたので、ご覧ください。

 

<肩こりを引き起こす場合がある主な病気>

  • 変形性頚椎症
  • 頚椎椎間板板ヘルニア
  • 胸郭出口症候群

 

病気のサインを見逃す恐れもあるため、慢性的な肩こりを放置しないように気をつけましょう。

 

まとめ

肩こりを解消する方法は5つあります。痛みを感じた場合は温めて対処することが基本であり、マッサージやストレッチを試してみても良いでしょう。なかなか痛みを解消できない場合は、カイロプラクティックや医療機関で改善を目指すのもおすすめです。肩こりを放置するとリスキーであるため、甘く考えずに解消させましょう。

 

六本木カイロプラクティックでは、完全予約制で心も体も穏やかになれる空間を目指しています。肩こりの原因を見極めたうえで施術を行うため、一時的な解消のみならず根本的な改善に導くことも可能です。突然の肩こりにお悩みの方も、長年肩こりに悩まされている方も、ぜひ当院にご相談ください。