めっちゃいたい。でもめっちゃ効きます。

肩甲骨周辺の肩こり歴20年弱です。加えて近年は、首の付け根まで、まるでコンクリートのように固くなっていました。

赤坂と麻布十番界隈で、マッサージ、針・灸、カイロなど散々試し、押したり引いたり刺したり燃やしたりしてきました。各々、施術直後こそ心地よい状態になるものの、効果が長続きせず、翌日には凝り復活。
「結局、治癒されることはないのかな」と諦めていました。
が、苦節20年、やっと見つけました。
通い始めて二か月程度ですが、肩甲骨周辺の”怨念”のようにしつこかった凝りはほぼ収まり、酷いときは頭痛と吐き気まで引き起こしていたのに、今では、意図して思い出さない限り辛さを感じないレベルまで改善しています。

平田先生のアプローチは、一言でいうと「原因と結果の法則」と言えそうです。

過去にお世話になった治療院では、当然のように、患部周辺を重点的に施術されます。結果、一時的に凝りが緩和されますが、これは根本治療ではなく対処療法だったようです。
先生の場合、私の既往症や学生時代の怪我までもインプットにされます。その結果、諸悪の根源は高校時代のラグビーで培ってしまった、両太ももの肉離れ癖(に伴う緊縮)にあるとのこと。
下半身の被疑箇所が原因となり、上半身の筋肉まで引っ張られて疲労する、という因果関係を論理立てて説明してくださいました。

そこで、施術は下半身のもみほぐしから始まります。
太もも、ふくらはぎ、臀部、腰。
入念です。そして、めちゃくちゃ痛いです。何せ、元ボディービルダーの先生。ほぐす力、半端じゃないです。
通院開始直後は、本当に憎しみを感じる痛さでした。タオルで覆われた下で、涙にくれ、歯を食いしばり、ため息とも喘ぎともつかぬ声で耐え忍びました。
しかし、回数を重ねる毎に痛みが心地よさに代わり、それと反比例して、平時における凝りの自覚症状が消えていきました。

首の付け根の凝りも、最初は施術のたび、あらゆる箇所で絶叫しましたが、今ではかなり症状が改善されてきました。

また、コリで盛り上がった背筋の弛緩施術には、毎回本当に驚かされます。アプローチが、幹部に対して直接的ではないので、治癒されるたびに不思議に感じます。

現在、3、4日おきに通院しています。
当初、二日目、三日目あたりではやく施術してほしいと思いましたが、少しずつ効果が長続きしていることを実感しています。
完治にはもちろん時間がかかるでしょうが、やっと見つけたゴッドハンドですので、当面通うつもりです。